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塩基度 えんきどbasicity

翻訳|basicity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

塩基度
えんきど
basicity

酸の1分子中に含まれる水素原子のうち,金属原子で置換しうる水素原子の数を,その酸の塩基度という。塩基度により酸は一塩基酸 (たとえば塩酸 HCl) ,二塩基酸 (たとえば硫酸 H2SO4 ) などに分類される。塩基度2以上を多塩基酸という。有機酸の場合には,1分子中に含まれるカルボキシル基やスルホン基の数に相当する。

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百科事典マイペディアの解説

塩基度【えんきど】

酸1分子から生ずる水素イオンH(+/)の数。塩酸HCl,酢酸CH3COOHは塩基度1,硫酸H2SO4は2,リン酸H3PO4は3である。
→関連項目

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大辞林 第三版の解説

えんきど【塩基度】

酸の一分子中にあって、水素イオンになり得る水素原子の数。例えば、硫酸 H2SO4 の塩基度は二であり、これを二塩基酸という。 ↔ 酸度

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

塩基度
えんきど
basicity

酸1分子中に存在する水素原子のうち、金属イオンまたは多原子陽イオンで置換することのできる水素原子の数を、その酸の塩基度という。酸が中和反応するとき、相手の塩基との間の当量の尺度として用いられるため、このようによばれる。たとえば、酸は、塩基度によって、一塩基酸――塩酸HCl、臭化水素酸HBr、硝酸HNO3、酢酸CH3COOHなど、二塩基酸――硫酸H2SO4、シュウ酸H2C2O4など、三塩基酸――リン酸H3PO4、ヒ酸H3AsO4などのようによばれる。[中原勝儼]

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