塩釜神社(読み)しおがまじんじや

日本歴史地名大系 「塩釜神社」の解説

塩釜神社
しおがまじんじや

[現在地名]相川町江戸沢町

町部中央東側の丘陵地にある。旧村社。祭神は塩土老翁神と猿田比古命。文禄元年(一五九二)勧請という。「佐渡神社誌」は「文禄元年以前は塩屋町に在り。慶長元年相川の町々に市街地を構へ、塩屋町の山岸獄舎を建て、汚穢に触るるを以て当地に移すと云ふ。当町及羽田町・塩屋町・新材木町・羽田浜町・一丁目・同裏町・同浜町・羽田村九ケ町村の産土神たり」と記し、もとは海浜部の塩屋しおや町にあった。


塩釜神社
しおがまじんじや

[現在地名]矢板市上町

うち川の右岸にある。祭神は塩土翁命。旧村社。古くは塩田しおだ村・高塩たかしお村・玉塩たましお(玉田)村では塩水を産し、幸岡こうおか村の須釜すがまでこれを集め製塩したと伝え、その付近に塩釜社を祀ったという。天正八年(一五八〇)に現社地に移り、矢板村の鎮守とされたという。旧暦七月一〇日を起源祭といい、創建の日と伝える。この日に一年間に頒布する安産小麦の御符を作り、七町内でお日待ちを行う。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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