塵埃(読み)ジンアイ

デジタル大辞泉 「塵埃」の意味・読み・例文・類語

じん‐あい〔ヂン‐〕【×塵×埃】

1 ちりとほこり。「塵埃にまみれる」
2 世の中の、もろもろの汚れたもの。俗世間の事柄。「塵埃を避けて山居する」
[類語]塵ちり・ごみ・屑・埃・塵芥ちりあくた・塵芥じんかい・滓・芥・粉塵・黄塵・砂塵・後塵

ちり‐ほこり【×塵×埃】

ちりと、ほこり。じんあい。

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精選版 日本国語大辞典 「塵埃」の意味・読み・例文・類語

じん‐あいヂン‥【塵埃】

  1. 〘 名詞 〙 ( 連声で「じんない」とも発音する )
  2. ① ちりとほこり。あくた。ごみ。
    1. [初出の実例]「遂使三无上尊像永蒙二塵埃一」(出典:家伝(760頃)下)
    2. 「塵埃(ぢんアイ)庭に積れば」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)五)
    3. [その他の文献]〔荘子‐逍遙遊〕
  3. ② よごれたもの。わずらわしいもの。俗世間的なもの。
    1. [初出の実例]「陶潜不レ狎レ世、州里倦二塵埃一」(出典:凌雲集(814)詠史〈坂上今継〉)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐漁父辞〕

ちり‐ほこり【塵埃】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ちりぼこり」とも ) ちりとほこり。じんあい。また、つまらぬこと、とるに足らぬもののたとえにもいう。
    1. [初出の実例]「どこも塵ほこりで沙を吹たつるぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一)

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普及版 字通 「塵埃」の読み・字形・画数・意味

【塵埃】じん(ぢん)あい

ちりほこり。唐・杜甫〔兵車行〕詩 車(りんりん) 馬(せうせう) 行人の弓、各に在り 耶孃(やぢやう)(父と母)妻子、走りて相ひる 塵埃に見えず、咸陽橋

字通「塵」の項目を見る。

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世界大百科事典(旧版)内の塵埃の言及

【粉塵】より

…空気中に浮遊している粒状物を一般に塵埃(じんあい)というが,このうち土砂岩石,金属,植物など固形物が破砕されてできる直径0.1μmから数十μmの微小粒子をいう。ただし広義には空気中の浮遊する微粒子状物質全般をさすこともあり,この場合,最近では浮遊粉塵またはエーロゾルともいう。…

※「塵埃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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