

(ふん)。
に、中からもりあがる、ふくれるものの意がある。〔説文〕十三下に「
なり」とあり、土を盛りあげた冢墓の類をいう。〔礼記、檀弓上〕「古は
して
せず」とあり、殷の陵墓は地下深くに作られ、戦国期のものにも直坑式のものが多い。孔子がその父母を合葬したとき、高さ四尺の封土としたと伝えられ、いくらか盛り土をする程度であった。墳丘・墳防のように、平面よりやや隆起したものをいう。
豆賀(つか)〔名義抄〕
ツカ・オホキナリ・ミツ・ウゴモル
・
biu
nは同声。
は〔説文〕十一上に「水
なり」とあって、水涯に自然に形成される小高いところをいう。濱(浜)pien、
bien、邊(辺)pyenなども声義に通ずるところがあり、沿辺の境界をなすところをいう。
▶・墳起▶・墳丘▶・墳墟▶・墳索▶・墳策▶・墳史▶・墳寺▶・墳首▶・墳樹▶・墳燭▶・墳籍▶・墳然▶・墳素▶・墳沢▶・墳壇▶・墳地▶・墳池▶・墳兆▶・墳冢▶・墳典▶・墳土▶・墳墓▶・墳封▶・墳腴▶・墳陵▶・墳塁▶・墳
▶・墳
▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…〈墳〉は土を高く盛った墓を指し,冢(ちよう)とも呼ばれる。日本ではその俗字,塚(つか)を使うことが多い。…
※「墳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...