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外因性精神病 がいいんせいせいしんびょうexogenous psychosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

外因性精神病
がいいんせいせいしんびょう
exogenous psychosis

精神病を原因によって大きく分類するときに用いられる用語で,内因性精神病に対する。外因には広く身体的から環境的,精神的 (心因) までが含まれるが,心因による場合には心因性精神病という用語があるので,外因性という場合には身体的因子が最も重視される。身体的因子には炎症,外傷,腫瘍,中毒,急性感染症尿毒症,糖尿病,栄養障害,心臓障害,肝臓障害,内分泌異常,疲労などがある。そのうち,脳の器質的変化によるものを器質精神病,アルコール,覚醒剤などの中毒によるものを中毒性精神病,その他の身体的疾患を基礎として起るものを症状精神病と呼ぶ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

がいいんせいせいしんびょう【外因性精神病 exogenous psychosis】

身体的な障害ないし疾患にもとづく精神病状態の総称。精神障害の原因は,心因性,内因性,外因性の三つに大きく分けて考えられている。心因性とは心理的な原因をさしており,内因性は,精神分裂病の原因がそうであるように,遺伝的素因がある種の役割を果たしていると思われるものの,まだ原因不明性であるという意味が込められている。これに対して外因性とは,脳の器質的変化(外傷,炎症,血管障害,腫瘍など)や脳以外の身体疾患(感染症,代謝疾患,内分泌疾患など),あるいは中毒性疾患といった器質的な原因を意味している。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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