外陣(読み)ゲジン

デジタル大辞泉 「外陣」の意味・読み・例文・類語

げ‐じん〔‐ヂン〕【外陣】

神社仏寺内陣外側で、一般の人々が礼拝する所。がいじん。⇔内陣

がい‐じん〔グワイヂン〕【外陣】

げじん(外陣)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「外陣」の意味・読み・例文・類語

げ‐じん‥ヂン【外陣】

  1. 外陣〈石山寺縁起絵〉
    外陣〈石山寺縁起絵〉
  2. 〘 名詞 〙 社寺において、本殿本堂神体本尊安置の場所である内陣の外側にあって、一般の人々が拝礼するところ。がいじん。⇔内陣
    1. [初出の実例]「止観院の外陣(ケヂン)にして一乗讚の竪義(りうぎ)を執り行ふ」(出典太平記(14C後)三四)

がい‐じんグヮイヂン【外陣】

  1. 〘 名詞 〙 社寺において、本殿、本堂の神体、本尊安置の場所である内陣の外側にあって、一般の人々が拝礼する所。げじん。⇔内陣

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改訂新版 世界大百科事典 「外陣」の意味・わかりやすい解説

外陣 (げじん)

内陣に対する語。寺社の本尊や神体を安置してある本堂の奥まったところを内陣と呼ぶのに対し,その外側の一郭を外陣という。真言密教仏堂では内外陣の区画が厳重で,浄土・真宗寺院にあっては,外陣を広く設けて参拝者の礼拝の場所としている。
内陣
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「外陣」の意味・わかりやすい解説

外陣
げじん

寺院の本堂内,神社の本殿内の区画のうち,外側にあたる部分。奥,中央部の内陣の対。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「外陣」の意味・わかりやすい解説

外陣
げじん

内陣・外陣

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