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多重極 たじゅうきょくmultipole

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多重極
たじゅうきょく
multipole

座標原点Oの近傍の微小領域に電荷が分布するとき,それらがOから距離 rだけ離れた点Pにつくる電位ψを1/rについてのべき級数に展開したとき,係数に関係した量を電気多重極のモーメントという。任意の電荷分布のつくる電位は電気多重極のつくる電位の和として表わされることになる。展開式の第1項は微小領域の電荷全体を原点に集めて点電荷としたとき,これがつくる電位に相当し,第2項が電気双極子,第3項が電気四重極,さらに高次の項はそれぞれの電気多重極のつくる電位と考えられる。磁気についても電気と同じように磁気多重極が考えられる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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