夜発(読み)ヤホツ

大辞林 第三版の解説

やほち【夜発】

やほつ(夜発)に同じ。

やほつ【夜発】

夜、辻に立って客を引く、最下級の私娼。やほち。 隠売女じごく-をする徒は/安愚楽鍋 魯文

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精選版 日本国語大辞典の解説

や‐ほち【夜発】

〙 =やほつ(夜発)〔十巻本和名抄(934頃)〕

や‐ほつ【夜発】

〘名〙 夜、辻などに立って通行人の袖をひき、売春する女性。つじぎみ。よたか。街娼。やほち。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※浮世草子・好色一代男(1682)三「夜発(ヤホツ)の輩(ともがら)、一日くらし、月雪のふる事も盆も正月もしらず」

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世界大百科事典内の夜発の言及

【夜鷹】より

…当時の街娼は夕暮れ以後に出没したので,夜行性の鳥の名を借りた隠語が通称になったと考えられるが詳細は不明。古語の夜発(やほつ)を街娼にあてることは西鶴などにもみえているが,夜鷹も元禄(1688‐1704)以前に用例があり,両者に用語上の関連は特定しがたい。江戸の本所割下水の吉田町は夜鷹の根拠地として有名で,ここから神田辺にまで出向いて稼いだ。…

※「夜発」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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