日本歴史地名大系 「大友館跡」の解説
大友館跡
おおどもやかたあと
大分川下流域左岸の
「臥雲日件録抜尤」享徳四年(一四五五)正月五日条に「大友宅、葺以茅茨、敷以竹、淳朴可嘉也」とみえ、
〔大友氏〕
藤原秀郷流。相模国大友郷(現神奈川県小田原市)を名字の地とする。初祖能直の父は近藤能成、母は同流波多野経家の娘。経家は大友四郎ともよばれた。母の姉の夫中原親能の猶子となるが、祖父経家に引取られ大友姓を称した。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報