大汝山(読み)おおなんじやま

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

富山県南東部、中新川(なかにいかわ)郡立山(たてやま)町にある山。標高3015メートル。雄山(おやま)とともに立山の主峰を構成する。雄山と同じく古期花崗閃緑(かこうせんりょく)岩と、一部は飛騨(ひだ)変成岩で構成されている。雄山神社峰本社の改築の際の遷座の山であった。山頂からの展望はよく、黒部湖も眼下に見える。山頂の窪地(くぼち)に避難休憩小屋がある。[深井三郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の大汝山の言及

【立山】より

…奈良時代,越中の国司大伴家持に詠われた〈たちやま〉(《万葉集》)は,劔岳を含めた連峰の総称である。一般に立山というときは,最高峰の大汝(おおなんじ)山(3015m)と雄山(おやま)(2992m)を指すが,これに南側の浄土山(2887m)と北側の別山(べつさん)(2882m)とを加えた立山三山を指す場合もある。立山はいずれも古期の花コウセン緑岩と飛驒変成岩で構成されている。…

※「大汝山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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