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天童如浄 てんどうにょじょうTian-tong Ru-jing

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

天童如浄
てんどうにょじょう
Tian-tong Ru-jing

[生]隆興1(1163)
[没]紹定1(1228)
中国,宋の曹洞宗の僧。明州葦江の出身で,字は長翁。智鑑に師事して法を継いだ。宝慶1 (1225) 年に勅命によって天童山景徳寺の住職となった。日本の道元禅師は同年入宋し,如浄に師事し伝法を受けた。

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デジタル大辞泉の解説

てんどう‐にょじょう〔‐ニヨジヤウ〕【天童如浄】

[1162~1227]中国、宋代の曹洞宗の僧。越州(浙江(せっこう)省)の人。天童山景徳寺の住持。日本の道元はその法を嗣いだ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

天童如浄
てんどうにょじょう
(1162―1227)

中国、南宋(なんそう)代の曹洞(そうとう)宗の僧。諱(いみな)は如浄。字(あざな)、道号はない。越州(浙江(せっこう)省)の出身。幼時に出家して教学を学んだが、19歳のときそれを捨て禅門に帰し、諸師を歴訪後、雪竇智鑑(せっちょうちかん)に参じてその下で悟る。1210年(嘉定3)建康府清凉寺(せいりょうじ)(江蘇(こうそ)省)に入寺、その後、台州瑞巌寺(ずいがんじ)(浙江省)、臨安府浄慈寺(じんずじ)(浙江省)、明州瑞巌寺(浙江省)に歴住、ふたたび浄慈寺に住したのち、明州天童景徳寺(けいとくじ)に勅住した。参学の僧は多く、嗣法(しほう)の弟子に、無外義遠(むがいぎおん)、雪屋正韶(せつおくしょうしょう)や日本の道元(どうげん)らがいる。道元は彼の著書のなかで、名利を嫌い、修行に対しては峻厳(しゅんげん)な如浄像を伝えている。宝慶3年7月17日示寂。著書に『天童如浄和尚(おしょう)録』がある。[伊藤秀憲]

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世界大百科事典内の天童如浄の言及

【禅宗】より

…黄檗僧が伝える近世中国の学問や医学,文人趣味の書画や煎茶など,かつての臨済宗の禅文化と,まったくちがった傾向をもって,近世日本文化に与えた影響は大きいし,日本臨済禅のみならず,曹洞宗もまた自派の伝統を再編することとなる。 日本の曹洞宗は,永平寺を開創する道元希玄が入宋し,天童如浄に参じて,その正法眼蔵を伝えるのに始まる。天童如浄は,中国曹洞宗に属したが,道元によると自己の宗旨を五家の一つとしての曹洞宗とせず,仏法の全道をもって自任する。…

※「天童如浄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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