太白山(読み)たいはくさん

日本の地名がわかる事典の解説

〔宮城県〕太白山(たいはくさん)


仙台市太白区の名取(なとり)川北岸にそびえる独立峰。標高321m。小ぶりながら秀麗な三角錐(さんかくすい)形の特徴ある山容で、海上からも目標となり、人々の尊崇を集めた。山頂は小広場で、貴船(きぶね)神社が鎮座する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

太白山
たいはくさん / タイパイシャン

中国、陝西(せんせい)省中部、渭河(いが)平原の南にそびえる秦嶺(しんれい)山脈の主峰。太乙(たいいつ)山とも称する。関中から望める最高峰で、標高3767メートル。山頂は終年、雪が消えず、山中には各種の氷河地形が残存しており、第四紀氷河の博物館といわれる。山頂の太白三池も氷食湖の一つである。また植生の垂直変化も著しい。その美しい景色は、李白(りはく)の『登太白峰』など唐代の詩人のしばしば歌うところとなり、「太白積雪」として長安八景の一つとされ、また山岳信仰の対象となった。[秋山元秀]

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