ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「奥出雲町」の意味・わかりやすい解説 奥出雲〔町〕おくいずも 島根県東部,斐伊川上流域にある町。東で鳥取県,南で広島県に接する。 2005年仁多町と横田町が合体。歴史は古く,『出雲国風土記』に記録があるほか,八岐大蛇 (やまたのおろち) 伝説などの神話にも登場する。明治初期まで国内有数のたたら製鉄の産地として栄え,現在も鉄鋼業が立地する。町域のほとんどが森林で,仁多牛の産地として知られる。雲州そろばんは特産品。岩屋寺の切開 (きりあけ) ,竹崎のカツラはともに国指定天然記念物。南東部の三井野原一帯は比婆道後帝釈国定公園に,国の名勝・天然記念物に指定される景勝地,鬼の舌震 (おにのしたぶるい) 一帯は鬼の舌震県立自然公園に属する。三成は JR木次線,国道 314号線,432号線が集まる交通の要地。面積 368.01km2。人口 1万1849(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本歴史地名大系 「奥出雲町」の解説 奥出雲町おくいずもちよう 2005年3月31日:仁多郡仁多町・横田町が合併⇒【仁多町】島根県:仁多郡⇒【横田町】島根県:仁多郡 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by