宮ノ下温泉(読み)みやノしたおんせん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宮ノ下温泉
みやノしたおんせん

神奈川県南西部,箱根町にある温泉。箱根山の新期外輪山である浅間 (せんげん) 山の北麓早川の谷の崖上にある。泉質食塩泉単純泉泉温 23~97℃。胃腸病,婦人病効能がある。 1878年いちはやく洋式ホテルが建設され,87年には湯本から人力車道が開かれた。外国人観光客の多いことが特徴。富士箱根伊豆国立公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宮ノ下温泉
みやのしたおんせん

神奈川県足柄下(あしがらしも)郡箱根町にある温泉。箱根登山鉄道、国道1号が通じる。箱根火山中央火口丘神(かみ)山の東斜面にあり、元禄(げんろく)年間(1688~1704)から知られる箱根七湯の一つである。早川の渓谷底よりも高所にあるため、展望が広い。湯本、元箱根とともに箱根観光の中心地で、明治時代に外国人用ホテルとして富士屋ホテルが立地して以来国際観光地の趣(おもむき)があり、外人向け骨董(こっとう)品・土産(みやげ)物店が多い。泉質は塩化物泉。1887年(明治20)に開通した湯本―宮ノ下間の人力車道は、日本の有料道路のはしりとして有名である。[浅香幸雄]

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