ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宮内嘉長」の意味・わかりやすい解説
宮内嘉長
みやうちよしなが
[没]天保14(1843).5.17.
江戸時代後期の国学者。もと永井氏。宮内氏を継いだ。名は篤,嘉長。字は竹馬,号は仁里,実斎,釣客子。通称は主水,和泉。江戸で太田錦城に学び,宮沢雲山について詩を,加藤千蔭に書法を,平田篤胤に古学を学んだ。また,用水池造りの責任者をつとめたりもした。著書『銚子竹枝』『天磐笛記』『遠山毘古』『古史独言』『実斎詩稿』など。
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