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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…本地仏曼荼羅は,こうした本地の仏,菩薩を中心に春日社の景観を添えたもので,仏画のように礼拝された。(2)宮曼荼羅 社殿を中心に御蓋山を背にした社域を鳥瞰的に描いたもの。これに本地仏やその象徴たる梵字種子を添えることも多く,実際に春日社を参詣するように礼拝された。…
…それぞれに,本地仏曼荼羅,垂迹神曼荼羅などの形式があるが,御正体の鏡像から発生したものである。これとは別に,社殿や社景を描いた宮曼荼羅と呼ぶ形式があり,一見して,春日や熊野を浄土のような霊地と知ることができ,礼拝されていた。このほか,各神社それぞれの特殊性から,鎌倉時代には春日ならば,《鹿曼荼羅》《鹿島立影向図》《赤童子図》,熊野ならば《那智滝図》《熊野影向図》など,神影図として固有な形式をもったものが制作された。…
…代表的な作品は垂迹曼荼羅で,春日曼荼羅,山王曼荼羅,熊野曼荼羅,石清水曼荼羅などがある。それぞれにさまざまな変化があるが,基本形は,本地仏を密教の曼荼羅のように配した本地曼荼羅と,社殿,社景を浄土のように描いた宮曼荼羅の2形式である。遺品は鎌倉時代のものから現存するが,初期の形態を示す作品は,春日曼荼羅の場合は根津美術館本のように社景を描いた宮曼荼羅であり,山王曼荼羅では滋賀県生源寺本のように仏画と区別しがたい本地曼荼羅なので,両形式は発生の事情を異にしている。…
※「宮曼荼羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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