精選版 日本国語大辞典「寄親」の解説
より‐おや【寄親】
〘名〙
※甲州法度之次第‐二六箇条本(1547)一四条「無二意趣一而乖二寄親一事、可レ停二止之一」
※虎明本狂言・鼻取相撲(室町末‐近世初)「かたかたをよりおや殿とたのみまらする程に」
④ 江戸時代の劇場で、鬘師(かつらし)の親方の称。板人(いたにん)。
※劇場新話(1804‐09頃)上「座頭の女形に附しかつら師は、寄親といひて」
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