コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

富楼那 ふるなPūrṇa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

富楼那
ふるな
Pūrṇa

インドの僧。サンスクリット語 Pūrṇamaitrāyaṇīputraの音訳である富楼那弥多羅尼子の略。釈尊十大弟子の一人。説法することがきわめて上手であったことから説法第一の阿羅漢と称された。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

ふるな【富楼那】

《〈梵〉Pūrṇamaitrāyaṇīputraの音写「富楼那弥多羅尼子」の略》釈迦(しゃか)十大弟子の一人。教えを弁舌さわやかに説くことにすぐれ、弟子の中で説法第一と称された。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ふるな【富楼那】

釈迦の十大弟子の一人。釈迦の父スッドーダナ王の国師の子で、釈迦と同月に生まれたという。弁舌が巧みで説法第一と称される。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

富楼那
ふるな

(1)釈迦(しゃか)十大弟子の一人。サンスクリット語プールナ・マイトラーヤニープトラPra-maitryaputraの音写の略。釈迦の故郷カピラバストゥにほど近い町のバラモンの家に生まれ、釈迦最初の弟子で、叔父であるアジュニャータ・カウンディヌヤAjta-kauinya(阿若陳如(あにゃきょうちんにょ))に導かれて出家した。説法第一といわれ、シャーリプトラ(舎利弗(しゃりほつ))との問答で知られる。(2)釈迦の弟子。商人の家の生まれ。サンスクリット語プールナPraの音写。インド西方の教化にあたって、釈迦と交わした熱烈な求道(ぐどう)の問答は有名。その決意に感心した釈迦は快く西方伝道を許した。[石上善應]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の富楼那の言及

【十大弟子】より

…空を説く大乗経典にしばしば登場する。(5)富楼那弥多羅尼子(ふるなみたらにし) サンスクリット語でプールナマイトラーヤニープトラPūrṇamaitrāyanīputra。説法第一。…

※「富楼那」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

富楼那の関連キーワード国師

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android