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対馬音 ツシマオン

デジタル大辞泉の解説

つしま‐おん【対馬音】

古く、日本に伝来した漢字音の一。後世、呉音と同じものとされた。欽明(きんめい)天皇の時、百済(くだら)の尼僧、法明が対馬に来て呉音で維摩経(ゆいまぎょう)を読んで仏教を伝えたという伝承による。つしまごえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

つしまおん【対馬音】

呉音ごおんの別名。欽明天皇の時、百済くだらの尼の法明が対馬国に来て、呉音を用いて維摩ゆいま経を読んだという言い伝えによる。つしまごえ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の対馬音の言及

【呉音】より

…仏教関係の用語にもちいられることが多い。対馬(つしま)音は呉音の別称である。字音【三根谷 徹】。…

【字音】より

…もちろん,訓は中国語の字音の借用ではない(〈馬(うま)〉〈梅(うめ)〉等微妙なケースもないではないが)ので,漢字音ではない。 一方,〈音〉には大別して〈呉音(ゴオン)〉(対馬音(ツシマオン)),〈漢音(カンオン)〉〈唐音(トウイン∥トウオン)〉(宋音)の三つがあり,それぞれ別の字音体系を成している。例えば,〈明〉は呉音ミヤウ,漢音メイ,唐音ミン,〈公〉はそれぞれク,コウ,クンである。…

※「対馬音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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