デジタル大辞泉
「小堀杏奴」の意味・読み・例文・類語
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小堀杏奴【こぼりあんぬ】
小説家,随筆家。東京生れ。森鴎外の次女。兄は森於兎,姉は森茉莉。仏英和高女卒業後,フランスで洋画を学ぶ。その後,画家小堀四郎と結婚。新詩社に加わった。1939年鴎外の思い出をまとめた《晩年の父》によって文壇に認められるようになった。戦時中の休筆期をはさんで,戦後は随筆や小説を発表した。他の作品には《不遇の人鴎外》(1982年)など。
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小堀杏奴 こぼり-あんぬ
1909-1998 昭和-平成時代の随筆家。
明治42年5月27日生まれ。森鴎外(おうがい)の次女。森茉莉(まり)の妹。パリで絵をまなび,帰国後小堀四郎と結婚。昭和11年「晩年の父」を出版。のち森鴎外「妻への手紙」を編集するなど,鴎外研究の新資料を提供した。平成10年4月2日死去。88歳。東京出身。仏英和高女卒。作品集に「春」「最終の花」など。
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