デジタル大辞泉 「尻込み」の意味・読み・例文・類語 しり‐ごみ【尻込み/▽後込み】 [名](スル)1 おじけて、あとじさりすること。「滝口をのぞこうとして思わず―した」2 気後れしてためらうこと。ぐずぐずすること。「危険な仕事と聞いて―する」[類語]ひるむ・たじろぐ・たじたじ・怖気付く・怖ける・怖じる・びびる・びくつく・鼻白む 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「尻込み」の意味・読み・例文・類語 しり‐ごみ【尻込・後込】 〘 名詞 〙① 馬が前へ進むのをいやがって、後ろへさがること。[初出の実例]「むちに驚き広庭に躍り出、しりこみしてはねまはる」(出典:御伽草子・羅生門(岩波文庫所収)(室町末)上)② ためらってぐずぐずすること。おじけること。ちゅうちょ。逡巡。[初出の実例]「此様な恥を掻いた事は無ひ。念も無ふ出づる事ではないと言ふて、尻(シリ)ごみするを」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例