山崎節堂(読み)ヤマザキ セツドウ

20世紀日本人名事典 「山崎節堂」の解説

山崎 節堂
ヤマザキ セツドウ

昭和期の書家



生年
明治29(1896)年8月3日

没年
昭和51(1976)年1月2日

出生地
東京

本名
山崎 弥兵衛

主な受賞名〔年〕
日本芸術院賞〔昭和37年〕「古諺

経歴
兄箏洞の影響で書を始め、大正3年兄の紹介で豊道春海師事。また河井荃蘆(せんろ)の知遇を得、中島玉振に文字学を学んだ。戦前は文墨の世界に遊び、戦後日展書道が参加した翌年、依嘱作家として出品した。謙慎書道会に属し、毎日書道展、日展審査員として活躍、大東文化大で教えた。日本書道連盟参与、中央区書道連盟会長。詩書画、篆刻をよくし、篆隷書行書作品で知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山崎節堂」の解説

山崎節堂 やまざき-せつどう

1896-1976 昭和時代の書家。
明治29年8月3日生まれ。豊道(ぶんどう)春海にまなぶ。日展に出品,日展審査員,大東文化大教授をつとめた。篆書(てんしょ),隷書(れいしょ),行書で名だかい。昭和38年作品「古諺」などで芸術院賞。昭和51年1月2日死去。79歳。東京出身。本名は弥兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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