年輪分析(読み)ねんりんぶんせき(その他表記)annual ring analysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「年輪分析」の意味・わかりやすい解説

年輪分析
ねんりんぶんせき
annual ring analysis

年輪の幅や年周変化を利用して気候を知る方法。一般に年中高温多雨な熱帯を除き,季節変化の明確な温帯では,樹木は春に粗大な組織をもつ春材を,夏秋の候に緻密な組織をもつ秋材をつくり,同一年の春材と秋材で年輪が形成される。年輪の幅は気候の状態,植物の生長条件などの影響を受けて変化するので,年輪の幅の変化から逆に気候の変化を調べることができる。たとえば樹齢 850年の木曾のヒノキの年輪と,諏訪湖の結氷日とはよく対応している。

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百科事典マイペディア 「年輪分析」の意味・わかりやすい解説

年輪分析【ねんりんぶんせき】

樹木の年輪を分析して過去の気候を推定する古気候学の一方法。年輪の幅は土壌,樹齢など気候以外の因子にも左右されるので分析には慎重を要する。台風などの強風により幹が大きく曲げられたときに浸出した樹液が年輪中に斑点となって残っていることがあり台風斑点と呼ばれる。

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