廃園(読み)ハイエン

デジタル大辞泉 「廃園」の意味・読み・例文・類語

はいえん【廃園】[書名]

三木露風の第2詩集。明治42年(1909)刊行著者本作注目を集め、北原白秋とともに「白露」と称される象徴派の代表的詩人となった。

はい‐えん〔‐ヱン〕【廃園/廃×苑】

[名](スル)
手入れがされずに荒れはてている庭園
(廃園)幼稚園動物園などの経営をやめること。
[補説]書名別項。→廃園

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精選版 日本国語大辞典 「廃園」の意味・読み・例文・類語

はい‐えん‥ヱン【廃園・廃苑】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 荒れはてた庭園。荒廃したその。
    1. [初出の実例]「廃苑桃争発、空濠水半枯」(出典:搏桑名賢詩集(1704)補遺・春日郊行経故城基有感〈鳥山輔寛〉)
    2. [その他の文献]〔陸游‐成都書事詩〕
  3. 園の経営をやめること。
    1. [初出の実例]「之を廃園(ハイエン)と為し新たに修理して現在の庭とした」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉四)

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普及版 字通 「廃園」の読み・字形・画数・意味

【廃園】はいえん

荒庭

字通「廃」の項目を見る

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