弁正(読み)べんせい

精選版 日本国語大辞典 「弁正」の意味・読み・例文・類語

べん‐せい【弁正・辨正】

  1. 〘 名詞 〙 正邪善悪適否などを判断して正すこと。
    1. [初出の実例]「念此辨正。深切神襟」(出典令義解(833)序)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「弁正」の解説

弁正 べんじょう

?-736 飛鳥(あすか)-奈良時代の僧。
三論宗。白雉(はくち)4年遣唐使に随従して入唐(にっとう)。帰国後東大寺で三論宗をひろめた。霊亀(れいき)3年少僧都(しょうそうず),天平(てんぴょう)元年大僧都,翌年僧正となる。天平8年死去。俗姓春日。法名は弁浄,弁静ともかく。

弁正 べんしょう

?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代の僧。
秦朝元(はたの-ちょうげん)の父。大宝(たいほう)(701-704)のころ唐(とう)(中国)に留学囲碁が得意で玄宗皇帝に優待され,結婚して2子をもうけ,唐で死去した。「懐風藻」に2首の漢詩をのこす。俗姓は秦。

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普及版 字通 「弁正」の読み・字形・画数・意味

【弁正】べんせい

裁定する。

字通「弁」の項目を見る

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