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引き違ふ ヒキタガウ

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デジタル大辞泉の解説

ひき‐たが・う〔‐たがふ〕【引き違ふ】

[動ハ下二]
方向を変える。
「あやめ草―・へたる袂には昔を恋ふる音(ね)ぞかかりける」〈新古今・哀傷〉
今までとはすっかり変える。
「うつし心をば―・へ、たとしへなくよろづ忘るるにも」〈紫式部日記
世間一般とは違う。常道から外れる。
「あまり―・へたる御事なり」〈・少女〉
思っていることと違う。期待に反する。
「かく―・へかこち聞こえらるらむ」〈・行幸〉

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大辞林 第三版の解説

ひきたがう【引き違ふ】

( 動下二 )
方向を変える。 「方ふたげて、-・へほかざまへと思さむは/源氏 帚木
まちがって引く。引き違える。 「おぼつかなけふは子の日を山菅の-・へても祈りつるかな/栄花 殿上の花見
今までとは違ったようにする。反対にする。 「稀には、あながちに-・へ、心づくしなる事を、御心におぼしとどむる癖なむ、あやにくにて/源氏 帚木
世間の常識とは違うことをする。 「あまり-・へたる御事なり/源氏 乙女
期待・予想に反する。期待を裏切る。 「世の中の人もさやうに思ひよりぬべき事なるを、-・へ心清くて扱ひ聞えむ/源氏 澪標

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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