日本歴史地名大系 「後閑村」の解説
後閑村
ごかんむら
寛文郷帳によると田方一四八石余・畑方二二六石余、沼田藩領。寛文三年(一六六三)の真田領村高書上控では高一千六八七石余。宝永元年(一七〇四)の沼田領村々石高書上では高六三六石余、反別は田三七町余・畑五八町七反余。代々の沼田城主のうち、とくに真田信政は各地の開発に力を注いだ。当地を流れる四ヵ村用水も信政の時代の開削で、慶安三年(一六五〇)に着工、承応元年(一六五二)に完成した。延長一二・五キロ。
後閑村
ごかんむら
後閑村
ごかんむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報