デジタル大辞泉
「御座ります」の意味・読み・例文・類語
ござり‐ま・す【御座ります】
[動サ特活]《「ござる」の連用形に助動詞「ます」が付いてできた語》
1 「来る」「行く」「いる」の意の尊敬語。動作・存在の主を敬って用い、高い敬意を表す。いらっしゃいます。
「申し、頼うだ人、―・するか」〈虎寛狂・粟田口〉
2 「ある」の丁寧語。ございます。
「都にないと申す事が御座らうか。都には―・せう」〈虎寛狂・末広がり〉
3 (補助動詞)補助動詞「ある」「いる」の丁寧語の「ござる」を、さらに丁寧にいった語。
「ことのほかおもしろう―・する」〈虎寛狂・秀句傘〉
[補説]活用は「ござりませ(ござりましょ)・ござりまし・ござります(ござりまする)・ござります(ござりまする)・ござりますれ・〇」。現代では「ございます」よりも古風な言い方。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ござり‐ま・す【御座ます】
- 〘 自動詞 サ行特活 〙 ( 動詞「ござる」に助動詞「ます」が付いてできたもの。活用は、「せ(しょ)・し・す(する)・す(する)・すれ・せ」。なお、命令形は尊敬語として用いられたときだけにみられる )
- [ 一 ] 動作・存在の主を敬って用いる。多く、相手の動作に用いて高い敬意を表わす。
- ① 「来る」の尊敬語。命令形「ござりませい」という形で人を迎える挨拶(あいさつ)語となる。
- [初出の実例]「こりゃ、どなたから御ざりました」(出典:狂言記・吟聟(1660))
- 「うつくしきが見たくば、其色里にそればかりこしらへて、夜でも夜中でも『御座りませい』」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)二)
- ② 「行く」の尊敬語。
- [初出の実例]「ちっと休んでからござりませ」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)三)
- ③ 「いる」の尊敬語。
- [初出の実例]「申(まうし)頼うだ人、御ざりまするか。太郎くはじゃ戻りまして御ざる」(出典:虎寛本狂言・粟田口(室町末‐近世初))
- [ 二 ] 「ある」の丁寧語。「ござる」よりも丁寧の度合が高い。
- [初出の実例]「『あの様なえぼしが有るか』『中々、御座りまする』」(出典:虎寛本狂言・鶏聟(室町末‐近世初))
- [ 三 ] 補助動詞「ある」「いる」の丁寧語である「ござる」をさらに丁寧にいった語。
- [初出の実例]「殊之ほかおもしろう御ざりまする」(出典:虎寛本狂言・秀句傘(室町末‐近世初))
御座りますの語誌
→「ございます(御座━)」の語誌
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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