コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

復楽園 ふくらくえん Paradise Regained

4件 の用語解説(復楽園の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

復楽園
ふくらくえん
Paradise Regained

イギリスの詩人 J.ミルトン叙事詩。 1671年刊。『失楽園』の続編ともいうべきもので,イエスサタンのあらゆる誘惑にうちかち,アダムとイブによって失われた楽園の回復をもたらす。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ふくらくえん〔フクラクヱン〕【復楽園】

《原題Paradise Regainedミルトンの叙事詩。4巻。1671年刊。「失楽園」の続編。キリストサタンの誘惑にあい、それに打ち勝つまでを描く。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ふくらくえん【復楽園】

ミルトンの叙事詩。1671年刊。「失楽園」の続編。新約聖書に材を取り、荒野におけるサタンの誘惑にキリストが打ち勝つ過程を描く。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

復楽園
ふくらくえん
Paradise Regained

イギリスの詩人ミルトンの叙事詩。1671年刊。四巻からなる。素材としては『新約聖書』の共観福音(ふくいん)書、とくに「ルカ伝」の記事が用いられている。キリストが救世主、贖罪主(しょくざいしゅ)としての自覚をもち、宣教の生涯に入る前、悪魔(セイタン)の誘惑にあい、これに打ち勝つ物語が、この詩の中心となっている。これらの誘惑は、なんらかの形で人間が経験するものであるが、キリストが人間的次元における存在から、神の子としての自覚を確立する過程において、これらを拒否する姿を描くことによって、ミルトンは自らの内面における浄化の過程を描いたといえる。また、同時に、キリストが贖罪主としての自覚を得たことによって、失われた楽園がふたたび人間に与えられる可能性が生じたことを、作者はいおうとしている。[平井正穂]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

復楽園の関連キーワードしてみるとミルトンの日ミルバードミルパパミルママミルミルミルミルファミリーミルミル坊やミルーノソルトミル

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone