徴証(読み)チョウショウ

デジタル大辞泉 「徴証」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょう【徴証】

[名](スル)あかしとなる証拠。また、証拠をあげて明らかにすること。
「以て改租後の弊害を―すべし」〈金井之恭・東巡録〉
[類語]証拠しょうあかししるし証左証憑しょうひょう徴憑ちょうひょう明証確証実証傍証根拠よりどころ裏付けねた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「徴証」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しょう【徴証・兆テウ証】

  1. 〘 名詞 〙 ある結論を引き出すのに役立つ証拠。あかし。証拠。また、証拠をあげてあきらかにすること。
    1. [初出の実例]「自由の気質は一も其徴証を知るに足らず」(出典:明六雑誌‐五号(1874)人民の自由と土地の気候と互に相関するの論・続〈箕作麟祥訳〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android