証憑(読み)しょうひょう(英語表記)voucher

翻訳|voucher

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「証憑」の解説

証憑
しょうひょう
voucher

取引の成立立証する書類。外部取引の当事者間で授受される書類ばかりではなく,内部取引の事実の証拠となる書類をも含む。さらに後日に取引成立の立として役立つのみではなく,取引の原始的記録で記録,計算の基礎資料となるところから,会計記録の正確性,真実性を証明する書類でもある。種類はきわめて多く事業形態によりその名称もさまざまであるが,外部取引で作成,使用される書類としては,注文書,商品受領書,送り状,契約書,領収書小切手および小切手控,借用証書などがあり,また内部取引の証拠書類としては,製造指図書,出荷指図書,物品請求書,資材入庫・出庫伝票などがある。これらは伝票ならびに帳簿への記録のための基礎資料となり,各部門への取引伝達手段として用いられる。

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精選版 日本国語大辞典「証憑」の解説

しょう‐ひょう【証憑】

〘名〙
① 事実を証明する根拠。証拠。
※西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉後「悉く官を用ゐて証となすを以て」
犯罪成否態様などに関係があると認められる一切の資料。証拠。
東京日日新聞‐明治一六年(1883)九月三日「判決政府を顛覆することを目的とし、内乱陰謀をなしたるものと判定す。其証憑は左にを明示す」
③ 企業内で生起する取引を裏付ける証拠書類。

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デジタル大辞泉「証憑」の解説

しょう‐ひょう【証×憑】

事実を証明する根拠となるもの。証拠。
裁判所捜査機関が刑罰を判断するのに必要な一切の資料。証拠物件だけでなく、証人や参考人なども含む。
[類語]証拠しょうあかししるし証左徴憑ちょうひょう徴証明証確証実証傍証根拠よりどころ裏付けねた

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