心象(読み)シンショウ

精選版 日本国語大辞典 「心象」の意味・読み・例文・類語

しん‐しょう‥シャウ【心象】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 想像力の働きによって心に描く具体的な情景
    1. [初出の実例]「例へば蒸気機関なる語を見て我們が起す所の心象は如何」(出典:獺祭書屋俳話(1892)〈正岡子規〉新題目)
  3. しんぞう(心像)
    1. [初出の実例]「ふと先刻の聖書が自分の記憶心象にうかんで来た」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の散歩)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「心象」の読み・字形・画数・意味

【心象】しんしよう(しやう)

心のうちに思いえがくこと。唐・温庭〔李先生の別墅に僧舎宝刹を望む~〕詩 棲息(安らかにする)して、心象をす 簷楹(えんえい)(軒場)、陽(えんやう)(強い日射し)

字通「心」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む