心象(読み)シンショウ

デジタル大辞泉 「心象」の意味・読み・例文・類語

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【心象】

心の中に描き出される姿・形。心に浮かぶ像。イメージ。「心象風景」
[類語]印象感じイメージ感触第一印象心証インプレッション

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精選版 日本国語大辞典 「心象」の意味・読み・例文・類語

しん‐しょう‥シャウ【心象】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 想像力の働きによって心に描く具体的な情景
    1. [初出の実例]「例へば蒸気機関なる語を見て我們が起す所の心象は如何」(出典:獺祭書屋俳話(1892)〈正岡子規〉新題目)
  3. しんぞう(心像)
    1. [初出の実例]「ふと先刻の聖書が自分の記憶心象にうかんで来た」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の散歩)

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普及版 字通 「心象」の読み・字形・画数・意味

【心象】しんしよう(しやう)

心のうちに思いえがくこと。唐・温庭〔李先生の別墅に僧舎宝刹を望む~〕詩 棲息(安らかにする)して、心象をす 簷楹(えんえい)(軒場)、陽(えんやう)(強い日射し)

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