デジタル大辞泉 「志賀山」の意味・読み・例文・類語 しが‐やま【志賀山】 長野県北東部、志賀高原の中央にそびえる山。志賀高原で最も新しい火山。標高2037メートル。ダケカンバや針葉樹におおわれ、山麓には大沼池・四十八池・ひょうたん池などがあり、湿原植物・高山植物が見られる。上信越高原国立公園に属する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「志賀山」の意味・読み・例文・類語 しが‐やま【志賀山・滋賀山】 [ 1 ] =しがのやま(志賀山)[ 2 ] 「しがやまりゅう(志賀山流)」の略。[初出の実例]「中村のわき師はきねや江戸げいしゃ ふりは志賀山顔は中山」(出典:随筆・俗耳鼓吹(1788)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「志賀山」の意味・わかりやすい解説 志賀山しがやま 長野県北東部、志賀高原の中央部に噴出した火山。標高2037メートル。北部の裏志賀山(2040メートル)と並び双子(ふたご)の円頂丘をなしている。山頂部を中心に流下した溶岩は「渦状溶岩」とよばれ、複雑な起伏をつくり、山麓(さんろく)には大小の湖沼がある。トウヒ、コメツガ、シラビソなどの原生林や頂稜近くはハイマツに覆われ、北西部一帯は信州大学教育学部附属志賀自然教育園で、自然観察路もある。観光開発が進んだ志賀高原中では自然がよく残され、カモシカも生息する。[小林寛義] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例