慶子女王(読み)よしこじょおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「慶子女王」の解説

慶子女王(2) よしこじょおう

1225-1286 鎌倉時代,順徳天皇皇女
嘉禄(かろく)元年生まれ。承久(じょうきゅう)の乱に敗れ佐渡(新潟県)に流された順徳天皇と,右衛門佐局(うえもんのすけのつぼね)との間に誕生した第1皇女といわれる。和歌をよくした。死後,島照大明神としてまつられた。弘安(こうあん)9年死去。62歳。

慶子女王(1) よしこじょおう

?-? 平安時代中期,醍醐(だいご)天皇の孫。
章明(しょうめい)親王王女。永観2年(984)花山(かざん)天皇の即位式で,高御座(たかみくら)の帳(とばり)をあげる左褰帳(けんちょう)をつとめた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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