成層圏循環(読み)せいそうけんじゅんかん

世界大百科事典 第2版の解説

せいそうけんじゅんかん【成層圏循環】

普通,成層圏における大規模な大気の流れを指す。成層圏の大規模な大気運動は,対流圏同様,鉛直速度に比べ水平速度が大きい。すなわち,水平面内の運動が卓越している。成層圏では冬型循環と夏型循環が特徴的な循環である。冬型から夏型へ,あるいは夏型から冬型への移行は急激に行われる。その移行時期も年による違いがあり,冬型循環の特徴が崩れるのは通常2月下旬から4月上旬にかけて,秋になって冬型循環に入るのは10月上旬から中旬にかけてである。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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