所狭い(読み)トコロセマイ

デジタル大辞泉 「所狭い」の意味・読み・例文・類語

ところ‐せま・い【所狭い】

[形][文]ところせま・し[ク]場所がせまい。せまくて窮屈である。「―・く人が立ち並ぶ」「―・しと雑誌を広げる」
[類語]手狭い狭い狭苦しいせせこましいきつい手狭てぜま狭小狭隘きょうあい狭窄きょうさく窮屈偏狭猫のひたい猫額びょうがく方寸尺寸せきすん寸土立錐の地ナロー

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精選版 日本国語大辞典 「所狭い」の意味・読み・例文・類語

ところ‐せま・い【所狭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ところせま・し 〘 形容詞ク活用 〙 場所が狭く感じられる。あたりいっぱいに満ちて余地がない。窮屈だ。→ところせし
    1. [初出の実例]「もちあそびをところせましとならべたて」(出典:人情本・仮名文章娘節用(1831‐34)三)

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