猫額(読み)ビョウガク

デジタル大辞泉 「猫額」の意味・読み・例文・類語

びょう‐がく〔ベウ‐〕【猫額】

ねこのひたい。また、そのように狭いこと。
[類語]手狭い狭い狭苦しいせせこましいきつい手狭てぜま狭小狭隘きょうあい狭窄きょうさく窮屈偏狭猫のひたい所狭い方寸尺寸せきすん寸土立錐の地ナロー

ねこ‐びたい〔‐びたひ〕【猫額】

猫の額」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「猫額」の意味・読み・例文・類語

びょう‐がくベウ‥【猫額】

  1. 〘 名詞 〙 猫のひたい。また、そのように狭いひたい。
    1. [初出の実例]「野鄙なる人相、才慧なる眸神、或は扁鼻猫額(ベウガク)亦隆準清癯あらゆる骨相標本を集めたるが如き此夥伴(なかま)」(出典最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二七)

ねこ‐びたい‥びたひ【猫額】

  1. 〘 名詞 〙 猫の額のように狭いところ。
    1. [初出の実例]「猫額迚只入れぬ鼠木戸」(出典:俳諧・広原海(1703)五)

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普及版 字通 「猫額」の読み・字形・画数・意味

【猫額】びようがく

猫のひたい。狭いものにたとえる。

字通「猫」の項目を見る

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