精選版 日本国語大辞典 「才名」の意味・読み・例文・類語 さい‐めい【才名・材名】 〘 名詞 〙 才知に富むという世評。才能があるという評判。[初出の実例]「言語雖レ殊藻思同、才名其奈二昔揚雄一」(出典:本朝麗藻(1010か)下・重寄〈藤原為時〉)「菅氏の才名によりて、大納言大将まで登用し給しも御時也」(出典:神皇正統記(1339‐43)中)[その他の文献]〔新唐書‐鄭虔伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「才名」の読み・字形・画数・意味 【才名】さいめい 才能と、その名声。〔世説新語、識鑑〕超(ちてう)と傅(ふゑん)と旋(交遊)す。、其の二子(傅亮兄弟)を見(まみ)えしむ。竝びに髮(童児)なり。超、之れをること良(やや)久(しばら)くして、に謂ひて曰く、小は才名皆(まさ)らん。然れどもの家を保つは、(つひ)に當(まさ)に兄に在るべしと。字通「才」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報