デジタル大辞泉
「持直す」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
もち‐なお・す‥なほす【持直】
- [ 1 ] 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
- ① それまで持っていた物を別の手に持つ。持ちかえる。また、持ち方を変える。〔文明本節用集(室町中)〕
- [初出の実例]「かの児、箸をもちなほし」(出典:咄本・醒睡笑(1628)六)
- ② 気持や考え方などを、改めてしっかりとしたものにする。よい状態に向かうようにする。たてなおす。
- [初出の実例]「なにせうぞと思いなをいて心をもちなをすぞ」(出典:史記抄(1477)一二)
- [ 2 ] 〘 自動詞 サ行五(四) 〙 再び元のようになる。よい状態に向かう。回復する。
- [初出の実例]「御贔屓御評判の御取持にて、私身代もち直し」(出典:滑稽本・古朽木(1780)二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 