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揚水式発電 ヨウスイシキハツデン

デジタル大辞泉の解説

ようすいしき‐はつでん〔ヤウスイシキ‐〕【揚水式発電】

水力発電の方式の一。電力需要の少ない深夜・週末、あるいは豊水期に、下部貯水池からポンプで上部貯水池に揚水し、電力需要の多いときや渇水期にこの水を使用して発電する。揚水発電

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

揚水式発電

発電所をはさんで上部と下部の2カ所にダムで調整池をつくり、一定量の水を繰り返し循環させる形で発電する方烹下部から上部へは電力需要の少ない夜に電気で水を循環させるので、水や電気の有効活用につながる。葛野川発電所では、上部の上日川ダムと下部の葛野川ダムとの落差が約710メートルあり、世界最大規模だ。

(2011-09-03 朝日新聞 朝刊 山梨全県 2地方)

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百科事典マイペディアの解説

揚水式発電【ようすいしきはつでん】

電力需要の少ない深夜に他の発電所の余剰電力を利用して,水を低所の貯水池から高所の貯水池にあげ,渇水時や昼間の重負荷時にその水によって発電する方式。揚水の際は発電用の水車と発電機を,ポンプと電動機として使用するものが多い。
→関連項目水力発電

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世界大百科事典 第2版の解説

ようすいしきはつでん【揚水式発電 pumping‐up power generating】

深夜の余剰電力を利用して,下池の水をポンプで上池にくみあげておき,この水をピーク時に下池に落として発電に利用する水力発電の方式。日本では日間,または週間負荷調整が主である。河川流量に制約されず大規模化が容易である,変動負荷・ピーク供給力としてすぐれている,地点選定が比較的自由に行えるなど有利な点もあるが,揚水と発電の効率が相乗されるため総合効率は70%程度でよくない。したがって揚水発電所は短時間のピーク供給力としてkW当り建設費を極力安くすることが必要で,上池あるいは下池として既存の貯水池を利用するなどのくふうを要する。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ようすいしきはつでん【揚水式発電】

深夜や週末の余剰電力を利用して、下流の調整池の水を上流の調整池に汲み揚げ、渇水期または、電力需要期にこの水を利用して発電する方式。

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