デジタル大辞泉
「斎戒沐浴」の意味・読み・例文・類語
さいかい‐もくよく【斎戒×沐浴】
[名](スル)飲食や行動を慎み、からだを洗って心身のけがれを取ること。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さいかい‐もくよく【斎戒沐浴】
- 〘 名詞 〙 斎戒し、けがれを去るためからだを洗うこと。
- [初出の実例]「斎戒沐浴(サイカイモクヨク)して山に登り、叩首して乞求るときは、偶(たまたま)かへし得させ給ふ事もあり」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)前)
- [その他の文献]〔孟子‐離婁〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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斎戒沐浴
神仏の祭事を行う前や所定の日に、心身を清めるために飲食や行動を慎み、体を洗い清めること。
[活用] ―する。
[使用例] 極意だの免許皆伝などというのは茶とか活花とか忍術とか剣術の話かと思っていたら、関孝和の算術などでも斎戒沐浴して血判を捺し自分の子供と二人の弟子以外には伝えないなどとやっている[坂口安吾*デカダン文学論|1946]
[使用例] 前々日の二日から彼は紀ノ川を渡って城下町に出、福町にある富岡屋の離れに泊まって斎戒沐浴を続けていた[有吉佐和子*助左衛門四代記|1963]
[解説] 「斎」は心を慎み整えること、「戒」は行いを慎むこと。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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