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断腸 ダンチョウ

デジタル大辞泉の解説

だん‐ちょう〔‐チヤウ〕【断腸】

はらわたを断ち切ること。はらわたがちぎれるほど、悲しくつらいこと。「断腸の思い」
[補説]中国、晋の武将、桓温三峡を旅したとき、従者が捕らえた子猿を追って母猿が百里あまり岸伝いについてきて、やっと船に飛び移り、そのまま息絶えた。その腹をさくとはみなずたずたに断ち切れていたという「世説新語」黜免(ちゅつめん)の故事による。書名別項。→断腸

だんちょう【断腸】[書名]

《原題、〈フランス〉Le crève-cœurアラゴンの詩集。1941年刊。第二次大戦時フランスの代表的なレジスタンス詩集の一つ。断腸詩集。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

だんちょう【断腸】

( 名 ) スル
〔はらわたがちぎれるの意〕
はなはだしく悲しみ苦しむこと。また、そのような悲しみや苦しみ。 「 -の思い」 「母と妹とを思ひては-せり/欺かざるの記 独歩」 〔中国、晋しんの武将桓温かんおんが舟で三峡を渡ったとき、従者が猿の子を捕らえて舟にのせた。母猿が悲しい泣き声をたてながら岸沿いにどこまでも追ってきて、ついに舟に跳び移ることができたが悶死した。その腹をさいてみると腸がずたずたであったという世説新語「黜免ちゆつめん」の故事が知られる〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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