デジタル大辞泉
「日本書紀通証」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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日本書紀通証 (にほんしょきつうしょう)
注釈書。谷川士清(ことすが)著。1748年(寛延1)成る。35巻。《日本書紀》全体にわたる最初の詳細な注釈である。〈神代紀〉については中世の神道思想や垂加神道の影響がいちじるしく認められるが,〈皇代紀〉については日本や中国の文献を参照しながら,士清が独力で注釈したところが多い。《日本書紀》を正しく解釈することによって国体をあきらかにするという士清の意図は,国学の立場に近い。
執筆者:平野 仁啓
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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日本書紀通証
にほんしょきつうしょう
江戸中期,国学者谷川士清 (ことすが) の『日本書紀』全巻の注釈書
1762年刊。35巻。神道的立場を脱却し得てはいないが,広く諸説を集め,近世の書紀研究の先駆をなすもの。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
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