創見(読み)ソウケン

デジタル大辞泉 「創見」の意味・読み・例文・類語

そう‐けん〔サウ‐〕【創見】

従来にない新しい意見。独創的な見解。「創見に富んだ論文」
[類語]考案案出創案発案工夫発明一工夫一捻り創意編み出す捻り出す

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精選版 日本国語大辞典 「創見」の意味・読み・例文・類語

そう‐けんサウ‥【創見】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 発見すること。
    1. [初出の実例]「知旦紐母(チタンニウム)は〈略〉羅徳斯古耳々(ローデ・スコルル)〈略〉と名る石を分離して偶々此金属の酸化物を創見せりと云」(出典舎密開宗(1837‐47)内)
  3. 今までにない新しい意見。独創的な見解。
    1. [初出の実例]「Discovery 発見、査出、探出、創見」(出典:哲学字彙(1881))
    2. 「彼の美学は当時最も完備したものであって、而も創見(サウケン)に富んでゐた」(出典:妄想(1911)〈森鴎外〉)
    3. [その他の文献]〔史記‐司馬相如伝〕

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普及版 字通 「創見」の読み・字形・画数・意味

【創見】そうけん

創出の見。

字通「創」の項目を見る

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