日限(読み)ニチゲン

デジタル大辞泉 「日限」の意味・読み・例文・類語

にち‐げん【日限】

前もって期日を限って定めること。また、その期限の日。ひぎり。「日限を切る」「約束日限が迫る」
[類語]期限期日締め切り時限年限門限無期限タイムリミットデッドライン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日限」の意味・読み・例文・類語

にち‐げん【日限】

  1. 〘 名詞 〙 前もって一定の期日を指定すること。日時を限ること。またその日時。制度の運営や売買などの契約で、種々の権利保証が有効な期間。またその最終の日時。期限。ひぎり。期日。
    1. [初出の実例]「作衣の日限ありといへども」(出典:正法眼蔵(1231‐53)袈裟功徳)
    2. [その他の文献]〔梁書‐張率伝〕

日限の補助注記

近世「ひぎり(日切)」と混同され、「日限」を「ひぎり」と読んだ例が多い。→日切(ひぎり)

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普及版 字通 「日限」の読み・字形・画数・意味

【日限】にちげん

日ぎり。

字通「日」の項目を見る

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