日本歴史地名大系 「望月牧」の解説
望月牧
もちづきのまき
「延喜式」に左右馬寮の「
牧名としての望月は、仁和元年(八八五)八月一五日「牽信濃国勅旨御馬事」が行われ、続いて八月二三日に他の諸牧とは別に「牽信濃国望月御馬事」が行われたと記されている(師元年中行事)。
千曲川とその支流
「駒牽」の行事の期日は、「三代実録」貞観七年(八六五)一二月一九日条に「是日、制、信濃国勅旨牧御馬、元八月廿九日貢之、今定十五日」とあり、満月の日とされていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報