コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

木炭画 もくたんが charcoal drawing

4件 の用語解説(木炭画の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

木炭画
もくたんが
charcoal drawing

木炭で描いた素描または下絵。木炭はホオ,キリなどを蒸焼きにした黒色の柔らかい描画用の材料で,普通デッサンの習練あるいは素描や下絵のために用いられる。したがって特に木炭画という分野はなく,また耐久性の関係で木炭による素描も比較的少い。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

もくたん‐が〔‐グワ〕【木炭画】

木炭2で描いた絵。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

もくたんが【木炭画】

木炭で描いた絵。デッサン・下絵などに用いる。濃淡がつけやすく、軟らかい調子が出る。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

木炭画
もくたんが

木炭(英語でcharcoal、フランス語でfusain)を用いた素描の技法および作品。先史時代の人々が木の燃えさしで洞窟(どうくつ)の壁などに記号や図を書き残していることから、木炭はもっとも古い画材の一つであったと考えられる。
 素描用画材としての木炭の有用性が注目されるのはルネサンスになってからのことで、チェンニーニは壁画の下図用に有効であると述べ、バザーリは壁画用の大型原寸大下絵(カルトン)に便利としている。画材としての木炭の特質は、紙・カンバスなどの基底材への付着力が天然チョークやインキに比べて著しく弱いことで、そのため恒久的な作品には不向きだが、一方、修正がわりあい自由なため、主として下絵や習作としての素描に多用された。19世紀になると木炭画はもっぱらアカデミックな素描教育の技法となり、今日に至っている。まれにドガやマチスのような画家がこれを創作的な素描画材として好み、優れた例を残している。また、付着力の弱い木炭を基底材に定着させるフィクサティフ(とめニス)は、18世紀のパステル画の流行に伴い良質のものが開発された。今日、素描用木炭はヤナギやブドウの細枝を蒸し焼きにしてつくられ、製法は比較的容易である。[八重樫春樹]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

木炭画の関連キーワードデッサン研出蒔絵浅木炭褐色木炭桐の木炭炭火念紙素書フューザン

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

木炭画の関連情報