出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
この世にかり(権)に姿を現した神々の根本である仏・菩薩などのこと。神仏習合の進展のなかで,仏教側が日本の神々を位置づけた理論である本地垂迹(すいじゃく)思想にもとづく。日本の神々などは,仏・菩薩が衆生(しゅじょう)救済のため機根(きこん)に応じて姿を変えて現れた化身(けしん)(垂迹神)であるとされ,その際の仏・菩薩を本地仏という。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...