本地仏(読み)ホンジブツ

世界大百科事典 第2版の解説

ほんじぶつ【本地仏】

この世の神々は,人間を救済し済度しようとする仏や菩薩がいろいろな姿であらわれた化身,すなわち垂迹(すいじやく)身であるとし,その根本である仏・菩薩のことを本地仏という。これは仏教が日本に渡来してから起こった思想で,仏も神も淵源をたずねるとみな同体であるという考え,すなわち本地垂迹説である。そこで神に菩薩号を名付けたり,神体に代わって仏像を祀ったり,また神像僧形であらわしたりするようになった。その流行は平安時代初期からはじまる。

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大辞林 第三版の解説

ほんじぶつ【本地仏】

本地垂迹説により、神の本地であるとされる仏。菩薩。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ほんじ‐ぶつ ホンヂ‥【本地仏】

〘名〙 神の本地である仏・菩薩。また、その像。
神道名目類聚抄(1699)一「本地堂 其神社本地仏菩薩の像を安置す」

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