杖を曳く(読み)ツエヲヒク

デジタル大辞泉 「杖を曳く」の意味・読み・例文・類語

つえ・く

杖を手にして歩く。散歩する。また、旅行する。「近隣公園に―・く」
「その跡見んと雲岸寺に―・けば」〈奥の細道
[類語]散歩散策足任せ逍遥そぞろ歩き漫歩遊歩歩くぶらつくほっつく漫遊巡歴行脚あんぎゃ跋渉ばっしょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「杖を曳く」の意味・読み・例文・類語

つえ【杖】 を 曳(ひ)

  1. 杖を手にして歩く。散歩する。旅をする。
    1. [初出の実例]「其跡みんと、雲岸寺に杖を曳ば」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)雲岸寺)
    2. [その他の文献]〔礼記‐檀弓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android