跋渉(読み)バッショウ

デジタル大辞泉 「跋渉」の意味・読み・例文・類語

ばっ‐しょう〔‐セフ〕【×跋渉】

[名](スル)山野を越え、川をわたり、各地を歩き回ること。
「山野を―するにはおもしろい道連れだ」〈藤村千曲川のスケッチ
[類語]歩くぶらつくほっつく散歩散策逍遥しょうよう漫歩漫遊巡歴行脚あんぎゃ足任せそぞろ歩き遊歩杖を

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精選版 日本国語大辞典 「跋渉」の意味・読み・例文・類語

ばっ‐しょう‥セフ【跋渉】

  1. 〘 名詞 〙 山をこえ、水をわたること。また、諸方をめぐり歩くこと。〔三教指帰(797頃)〕
    1. [初出の実例]「寒暑を冒し、遠邇を究め、僻郷遐域を跋渉し」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉例言)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公二八年〕

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普及版 字通 「跋渉」の読み・字形・画数・意味

【跋渉】ばつしよう(せふ)

野を行き、水を渉る。〔詩、風、載馳〕馬を驅(か)ること悠悠たり 言(ここ)に漕に至る 大夫す 我が心則ち憂ふ

字通「跋」の項目を見る

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